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9月1日は「防災の日」、10月1日から気象庁が開発した「緊急地震速報」が公にされます。
ご存じのように日本列島は地震の巣のようなものです。体に感じない小さな地震を入れると、1日に300回も起こっています。
問題は大きな被害を起こすと想定されている「東海沖地震」です。
静岡県御前崎あたりの沖合で有史以来ほぼ定期的に大地震が繰り返されてきました。もうそろそろ起こってもおかしくないと言われ、気象庁は緊急地震速報のシステムを開発したのです。
もし想定されている震源地でM8クラスの地震が発生したら、私たちはどうすれば良いのでしょうか。
地震には「直下型」と「海洋型」の2つがあります。
直下型は内陸部または沿岸部の近いところの活断層で発生するもので、全国で2000以上もあると言われている活断層のどれが・いつ地震を起こすか、この予想は現在の段階では不可能に近いとされています。代表的なものは阪神淡路大震災、最近では新潟中越地震などがありました。
この直下型は足元で起こるので、いきなり大揺れが来ます。これに対して海洋型は陸地と離れた場所で発生しますので、地震の波が到達するのに多少の時間がかかります。
具体的な東海沖地震を考えて計算しますと、「約10秒」という時間差があるそうです。
まず東海沖地震が発生したら、八王子・多摩地区(首都圏)には気象庁から緊急電波でラジオ・TVなどに警報が伝えられます。
地震が発生しますと、まず縦揺れのP波がやってきます。PはPrimaryで第一の意味があります。
小学校のことは英語で、primary schoolと言いますね。
これを探知すると警報が出される仕組みです。P波の後から大被害を起こす横揺れのS波がきます。Sはsecondary、つまり第二の波の意味です。
八王子・多摩地区にP波を感知してからS波がやってくるまで「約10秒」と計算されています。大きなビルのエレベータや鉄道などでは、この10秒間で緊急停止などが行われますが、私たち家庭ではこの「10秒」でなにができるでしょうか。分かっている10秒なら結構長く感じる場合があるでしょう。
例えば自動販売機でペットボトルが出てくるまで約3秒はかかります。その間の3秒は長く感じる人もおられます。電車の自動切符発売機もそうでしょう。しかし、地震となるとどうでしょう。多分おろおろするだけで、なにも出来ない可能性があると思われます。
よく防災訓練などで言われているような、机やテーブルの下に隠れる・何もない場合は近くにある座布団やクッション、カバンや厚手の本・ぬいぐるみなどで「頭を守る瞬間的な行動」は日ごろから身に付けておきたいものです。しかし、一番大切なことは地震に対する家庭内の対策でしょう。
ムラウチホビーは、かつて起こった宮城沖地震(1978年・昭和53年)、福岡県西方沖地震(2005年・平成17年)、今年7月の新潟中越地震で起こった家庭内被害の例を集めて研究しました。
大小含めて一番多かった怪我の原因は「ガラスの破片」によるものでした。
宮城沖地震の場合は30年前のことで、仙台市も含めてまだ畳の部屋が多く、スリッパが無い生活で、家庭内のガラス食器棚などの倒壊でガラスの破片が飛び散り、足にけがをした人が多かったそうです。特に足の裏の静脈を切った場合には出血が激しく、救急車の出動も一番多かったと聞いています。

現在ではフローリングやカーペットの生活が多く、必ずスリッパをご使用と思われますが、まずは家具の倒壊を防ぐことが第一で、特にガラスの食器棚にはガラス飛散防止のフィルムを貼り、中のグラスや瀬戸物の食器類が外に飛び出さないよう、粘着テープで簡単に取り付けられる扉用のストッパーを付けることをお勧めします。
丈夫なスリッパと同時に後片付け用の軍手も用意しておきましょう。チリトリ用具も必要ですね。

ガラスと言えば、福岡の中心街天神地区のビルのガラスが落下するところが防災用のカメラに移っていました。ガラスは落下する時、空気抵抗の一番少ない尖った先端から落ちてきます。地震だと思ったらむしろ丈夫なビルの中に避難したほうが安全かも知れません。
これまでの地震による家屋の倒壊など大きな被害は、建物が古い木造で、屋根瓦が重く住宅構造に負担がかかると思われる住宅に被害が集中しているように思えます。
補強工事をお考えの方も、それまでの防災対策として、窓周辺・柱回りやシャンデリアの留め具など危ないとお感じになりましたら、とりあえずムラウチホビーの建築金物の売り場におこしください。
売り場にはプロが使用するものから、ご自身DIYレベルで可能な商品を豊富に取り揃えています。係員にご遠慮なくお尋ねください。
また日常のお部屋の模様替えなどの際には、もしもの時に備えて「逃げ場の確保」も大切です。
屋外に逃げだす通路わきには、倒れやすい家具や陶器・大型の掛物などは置かないようにしましょう。
これらが避難の場合に邪魔をして逃げられなくなり、家の中に閉じ込められた例が報告されています。
間もなく「緊急地震速報」が始まります。10秒でできることと・10秒ではできないことをこの際に考えておきましょう。
ほんのちょっとしたことで命が救われた例をよく耳にします。
ムラウチホビーはバリアフリーなどのリフォームに加えて、専門家と組んで地震対策にも配慮した改築・改装にも力を入れています。
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